2023年7月の記事一覧

子どもたちへの効果的な言葉がけ

本校の校内研究会に希望する他校の先生方にも参加いただき

発達科学コミュニケーショントレーナー 松下かよ 先生 の講演会を開催しました。

テーマは、「子どもへの効果的な声かけ」

 

発達の凸凹(でこぼこ)など、多様な子どもたちが増えている昨今、

学級一律の指導やルールからははみ出してしまう子も少なくありません。

そんな時、マイナス面に親や教師がダメ出しを繰り返してしまいがち。

しかしそれは、子どもにマイナスの記憶として残り、自己肯定感を下げてしまうことも。

また、振り向き関わってくれる親を求める子どもの心理もあり、マイナス行動の助長にも。

好ましくない行動をスルーし、小さくとも好ましい行動を認め続けていく

そんな大人の関わりの変容が、子どもの成長を促すことを学びました。

 

主に、子育ての困り感をかかえるお母さんへの対応をお仕事にされている松下先生。

次は、保護者の皆様にお聞きいただける機会がつくれればと思いました。

 

「自分から」で大きく成長 1学期

成長や充実のポイントは、やはり「自分から」。

あいさつも学習も、人への優しさも、誰かから言われたからではなく、

「自分から」行動した人に成長が見えました。

 

7月21日(金)、1学期終業式を行いました。

校長から1学期のがんばりを振り返る話をした後、全校児童を代表して2・3.5年生児童の代表から

1学期のがんばりと夏休みのめあての発表がありました。3人の発表、素晴らしい!!!

 式後には、生徒指導主事から夏休みの安全な過ごし方について指導しました。

特に、水の事故や交通事故には十分気を付けるよう確認しました。自分の命は自分で守る!

今年も暑い暑い夏となりそうです。熱中症に十分気を付けながら、安全で楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。

田んぼの水には?

6年生が顕微鏡で田んぼの水を観察していました。私も、うん十年前に同じ観察をしました。

使用しているのは「デジタル顕微鏡」です。(私の頃は、光学顕微鏡)

モニターで画像を見ることができるので、複数の子どもたちで同時に観察ができます。

大型モニターに映し出すこともできます。

ネットで調べると、写真の「デジタル顕微鏡」の価格は、およそ4万円。

安いものでは数千円からあり、モニターはないけれど、画像をWIFIでスマホに飛ばせるものも。

観察する様子を見ていて、「デジタル顕微鏡がほしい!」と気持ちの高まりが・・・

田んぼの水の拡大映像もアップしたかったのですが、残念!うまく撮影できませんでした。

「田んぼの水 顕微鏡」で検索すると、いろんな画像を見ることもできるのが、ネット時代ですね。

それでも、自分の目で観察し発見する喜びは、ネット検索よりはるかに大きいです。

 

そろばんの指導時数は?

小学校3・4年生で指導している「そろばん」。2年間で何時間ぐらい、小学校で指導してるかご存じですか?

答えは、3・4年生の2年間で4・5時間程度です!(公立小学校の場合)

私も指導したことがありますが、いくつかの数字をそろばんの珠で置くことや

繰り上がりのない足し算を教えることで精いっぱいだったことを思い出します。

もちろん、そろばん塾に通う子にとっては、「こんな簡単なこと?」という内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろばんは、計算力だけでなく、集中力や発想力なども向上する効果が昔から言われてます。

知り合いにもいますが、そろばんの達人になると、そろばん脳(頭の中のそろばん)ができ、

計算機のキーをたたくより早く、計算の答えが出てくるというので驚きです。

これらの効果から、指導時数を増やしている私立小学校もあるようです。

さて、AI時代のこれから、学校でのそろばんの行く末は???

3年生 どっちも面白そうな授業

3年生、2クラスの授業がどちらも面白くて、しばらくながめていました。

A組は、総合学習で調べた「北上川」についての発表会。

北上川の深さの平均は5m。ヤマメやナマズなどの生き物が住んでいる等々。

調べたことをタブレットにまとめ、発表していました。面白い!

プレゼンテーションなどで表現する学びは、知識や経験をつなげていく学び。

友達からの質問に答えることで、学びや疑問もさらに深まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B組は理科。風で動く車を使い、風の強さによる物の動き方の違いを調べる活動。

サーキュレーターからの風で動く車が軽快に走ります。

「風の角度がずれてる!」「体で風を邪魔してる!」などと、口に出したくなる気持ちをぐっとこらえ、

子どもたちの様子をながめました。

 

どうして1年生はアサガオ?

アサガオの花が咲き、1年生が大喜びをしていました。

毎朝、自分のアサガオに水をあげ、せっせとお世話をしてきましたから、喜びもひとしおでしょう。

 

 

 

 

 

 

初めて1年生を担任した際、理科の先輩に質問したことがあります。

インターネットもない時代ですから、質問するしかありませんでした。

「どうして昔から、1年生はアサガオを育てているのですか?」

はじめは、「そんなことも知らないで1年担任か!」と、厳しく返答されましたが、

次のようにていねいに教えてくださいました。

<なぜ、1年生にアサガオを育てさせるか?>

① アサガオは、種、発芽、双葉、本葉、葉やつるの成長、開花、結実、種と

 植物の成長過程がとてもはっきりしていて、1年生にも分かりやすいこと

② 水やりなどのお世話が、1年生にも取り組みやすく、

  比較的丈夫なので子どもでも育てやすく、夏休みのよい取組にもできること

③ 花や葉の押し花づくり、花の色水遊び、つるのリースづくり、次の1年生への種のプレゼント、

 種を持ち帰らせても家でも育てられること等々、自然とふれあう遊びや人とのふれあいにも結び付けられること

 

「なるほど!」おかげさまで、当時の教え子たちと、秋冬や翌年まで、アサガオで楽しむことができました。

それから、さすが理科の先輩!こんなことも、教えてくださいました。

<アサガオ これは要注意!>

 アサガオの種は強い毒!強い下痢や腹痛、嘔吐を引き起こすので、絶対に口に入れないよう指導すること!

 

 

今やインターネットで、アサガオだけでもいろんな情報を知ることができます。

早1カ月・・・思い出します修学旅行

6年教室の近く、理科室前廊下に写真がずらりと展示されています。

業者さんが撮影した修学旅行のスナップ写真です。

さすがプロの写真!笑顔いっぱいの写真から、笑い声が聞こえてくるようです。

6月中旬の修学旅行から早1カ月。時の早さと、子どもの成長の早さに驚きです。

明日から期末面談で6年生の保護者の皆様に写真をご覧いただき、注文をとらせていただきます。

お子さんの希望もとっていますので、ご確認ください。

夏休みも「自分から」が大事

7月の児童朝会が行われました。

児童会で決めた夏休みのめあては、次のとおりでした。

「光のように輝く夏休み」

 ①計画的に学習 ②メディア時間を工夫 ③進んで運動

キラキラ輝く夏休みにするための3つのポイントも、とてもいいですね。

ぜひ、子どもが「自分から」決めためあてや計画を、認めてあげたいですね。

そして、完全を求めるのではなく、「自分から」がんばろうとする小さな意欲を認めてあげたいですね。

「自分から」できたの自信をもたせたいです。

 

 

 

 

働くことは気持ちいいいね!ていねいな掃除に拍手!

4年生のろうか掃除が、とてもていねいだったので紹介します。

蒸し暑い3階廊下でしたが、4人は時間いっぱい掃除に取り組んでいました。

ほうき担当は、ふわふわして集めにくいほこりを、ていねいに掃き取っていました。

雑巾担当は、床をよく見ながら、きれいにふき取っていました。

そして、時間いっぱい何度も見返しながら、小さなほこりものがさぬように掃除していました。

廊下がきれいになったことも素晴らしいのですが、

よく働いて気持ちよさよさそうな4人の表情もよかったですね。

ちなみに、海外の方が日本の学校を視察して驚くことの一つが、

「子どもが協力して、学校の掃除をしていること」だそうです。

 

 

 

訓練をもとに実効性を高める

不審者の校舎侵入を想定した訓練をしました。

写真は、不審者役を複数の職員で説得しながら、教室方向に進むのを阻止している場面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不審者を感情的にさせぬよう、しかし、絶対に子どもの方向に進ませない覚悟で!

警察等からは、「危険な距離に近づかない」が鉄則と教えていただいています。

それでも、こんな場面になったら、きっと私たち教員は体を張って、子どもたちを守ると思います。

なので、第一の対策は、校地や校舎に不審者を入らせないこと。

ちなみに、児童や担任は不審者侵入の暗号放送を聞き、教室に内鍵をかけて安全を確保するという訓練でした。

反省を生かして、実効性を高めていきたいと思います。

 

昨日は近隣の登米市で、校地内に車が入り込み

児童4名をはねるという、ショッキングな事件もありました。

安全について再確認するとともに、子どもたちへの注意喚起を図ります。