学校ブログ
知識と意識のバージョンアップ
大きな地震と火災を想定した避難訓練を行いました。
今回は、防火扉と防火シャッターを作動させた状態で、「くぐり戸」を通り抜けて避難する訓練でした。
初体験の1年生はドキドキです。特別支援学級児童の避難経路に防火扉と防火シャッターはありませんが、
扉とシャッタ―で閉ざされたいつもと違う校舎の様子を見る時間を、先生方がしっかりとってくださっていました。
避難の合言葉「おかしも」「おさない」「かけない」「しゃべらない」「もどらない」を
くり返し確かめながら、訓練しています。
そして、大事なのは「知識と意識のバージョンアップ」と考えます。
避難において、「無駄話をしないこと」と「素早く整列すること」は、もちろん大切なこと。
しかし、毎回そればかり指導する必要があるとすれば、日常の指導をこそ見直すべきでしょう。
災害や避難における、新たな状況、新たな知識、新たな危機意識にふれさせることで、
子どもたちの中の危機への知識と意識のバージョンアップを図っていきたいと思います。
【防火シャターが下りると異空間】
【担任の体験談に耳をかたむける子どもたち】