平和を願った奥州藤原氏
投稿: 主担当1 (12:41)
なぜ平泉の歴史と文化は、世界遺産として認められるほどの価値があるのか?
今日は、教育事務所から社会教育主事の先生をお迎えし、
6年生の子供たちに「平泉出前授業」をしていただきました。
たび重なる戦により命を落とした敵味方を含む全ての人々の霊を慰なぐさめるため、
藤原清衡は中尊寺の建立を始めました。争いのない平和な国にすることを誓い、
国造りをはじめた例は、世界の歴史の中でも極めて珍しく、
清衡の平和国家建設にかける強い思いが伝わってきます。
1124年に中尊寺金色堂が建立されてから901年目。
長い月日を経ても、世界では争いが続き、人の命が奪われています。
平泉の歴史と文化を通して、平和について子供たちと考えたいと思います。
子供たちは先生のお話に耳を傾け、たくさんのメモを取っていました。